日本領 台湾 / Japanese Taiwan





日本領台湾 台湾銀行券 1円
大正4年(1915)発行





日本領台湾 台湾銀行券 10円
昭和7年(1932)発行


台湾神宮


オーロワンピ灯台
台湾最南端=大日本帝国最南端に設置された灯台。台湾銀行券だけでなく、大日本帝国郵便の普通切手のデザインに採用されたり、台湾を紹介する絵はがきの題材になったりした。現在の台湾・屏東県墾丁国家公園。

Cape Eluanbi



日本領台湾 台湾銀行券 乙5円
昭和17年(1942)発行



日本領 台湾 台湾銀行券 1円
昭和8年(1933)発行


台湾神宮
現在は、跡地に台北圓山大飯店ホテルが建てられている。


台湾神社
台北州台北市大宮町

台湾銀行券の表面に何度も描かれている神社。昭和19年(1944)「台湾神宮」に改称。昭和20年(1945)、中華民国による台湾接収とともに廃止され、跡地は中国式建築のホテル「圓山大飯店」に。

Taiwan-jinja shrine
Taihoku city, Japan

オーロワンピ灯台
台湾銀行券の裏面に何度も描かれている灯台。絵はがきに「帝國領土ノ最南端」と説明されているように、ただ台湾の最南端であるだけでなく大日本帝国の最南端の地でもあった。2次大戦中に破壊され、戦後再建。(現在は、台湾・屏東県の鵝鑾鼻公園)

Eiuanbi Lighthouse


オーロワンピ灯台を描いた、我が国の普通切手
第1次昭和切手6銭(発行:昭和14年/1939)
第2次昭和切手40銭(発行:昭和17年/1942)

Eiuanbi Lighthouse on Japanese Definitive stamps


台湾総督府
台北州台北市文武町一丁目
大正8年(1919)完成。100年が経過した現在でも、中華民国総統府として現役の庁舎。

Government-General of Taiwan
Taihoku city, Japan
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中華民国台湾 / R.O.C. Based in Taiwan

昭和20年 / 中華民国34年(1945)、大日本帝国は連合国のポツダム宣言を受諾して降伏しました。それまで日本領であり台湾総督府が設置されていた台湾は、中華民国が進駐し統治することになりました。中華民国は日本の台湾銀行券を回収し「台幣」と呼ばれる紙幣を流通させようとしましたが、たちまちインフレーションに陥ります。その後、1949年6月15日にデノミネーションが行われ「新台幣」が発行されるようになり現在に至ります。(台湾の通貨のことを「ニュー台湾ドル」「NT$」と呼称するのは、数年で姿を消してしまったこの「旧台幣」があるため)



中華民国 台湾銀行 旧台幣 100圓
中華民国35年(1946)発行

R.O.C. Bank of Taiwan Old Taiwan Doller $100
Day of Issue: 1946


31:台湾銀行券
Bank of Taiwan note

32:朝鮮銀行券
Bank of Chosen note

33:満洲中央銀行券
Central bank of Manchuria note



日本領 台湾と関係する国

  • 昭和20年(1945)まで、台湾総督府を設置し、台湾を統治しました。近代的な貨幣制度を整備しました。

    日本 / Japan

  • 1945年に中華民国が台湾を接収、台湾銀行券に代わり台幣(その後、新台幣)を発行しました。

    台湾 / Taiwan

  • 台湾を1秒たりとも支配したことがないにも関わらず、自国の領土だと言い張り、脅迫と恫喝を繰り返しています。

    中国 / China