旧領土における銀行券の発行

大日本帝国は日清戦争勝利により台湾を得、日韓併合要約により大韓帝国と併合しましたが、本土で使用していた日本銀行兌換券ではなく、それぞれ台湾銀行と朝鮮銀行を設立し、日本円と等価の独自の銀行券を流通させることにしました。これは、万一にどこかの国と戦争になり、大量の銀行券が奪われたりした場合に、日本円との等価交換保証を断ち切ることによって、日本本土を経済的な脅威から防衛するといった意図があったと考えられています。


台湾 台湾銀行券
日清戦争勝利の結果、台湾は我が国の領土となり、銀行券を発行しました。
Japanese Taiwan / 1865-1945



朝鮮 朝鮮銀行券
韓國併合ニ関スル条約に基づき、我が国は韓国を併合し銀行券を発行しました。
Japanese Chosen (Korea) / 1910-1945




満洲国 満洲中央銀行券


昭和6年(1931)の満州事変により、関東軍(大日本帝国陸軍の軍のひとつ)は満洲全域を占領、当時の中華民国から独立し「満洲国」を建国しました。
Manchuria / 1932-1945


満洲中央銀行券 / Central Bank of Manchuria Note


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日本の旧領土と関係する国

  • 1945年、日本のポツダム宣言受託を受けて。台湾は中華民国に接収され、台湾銀行券は旧台幣に交換されました。

    台湾 / Taiwan

  • 1945年、朝鮮総督府による統治から米軍統治へ移行し、さらに1948年に韓国が建国されました。

    韓国 / South Korea

  • 満洲国は1945年に崩壊し、国共内戦を経て、現在では中華人民共和国の一部になっています。

    中国 / China