満洲国 / Manchuria

昭和6年(1931)の満州事変により、関東軍(大日本帝国陸軍の軍のひとつ)は満洲全域を占領、当時の中華民国から独立し「満洲国」を建国しました。



満州中央銀行券 乙100円券
康徳5年=昭和13年(1938)発行
銘版:大日本帝国政府内閣印刷局製造
表:孔子と孔廟 大成殿(山東省)/裏:放牧される家畜と平原


孔子
「論語」を著す。


孔子廟



満州中央銀行券 乙10円券
康徳4年=昭和12年(1937)発行
銘版:大日本帝国政府内閣印刷局製造
肖像:趙 公明(財神像) / 裏面:満洲中央銀行 本店


満州中央銀行券 乙5円券
康徳5年=昭和13年(1938)発行
銘版:大日本帝国政府内閣印刷局製造
肖像:孟子 / 裏面:国務院庁舎(吉林省)

満州中央銀行券 乙1円券
康徳4年=昭和12年(1937)発行
銘版:大日本帝国政府内閣印刷局製造
肖像:孔子/裏面:荘院(詳細不明)

満州中央銀行券 乙5角券
康徳4年=昭和12年(1937)発行
銘版:大日本帝国政府内閣印刷局製造
肖像:趙 公明(財神像) / 裏面:門(詳細不明)

満州中央銀行券 丙100円券
康徳11年=昭和19年(1944)発行
銘版:大日本帝国政府内閣印刷局製造
肖像:孔子/裏面:家畜とサイロ


満州中央銀行券 乙10円券
康徳4年=昭和12年(1937)発行
銘版:大日本帝国政府内閣印刷局製造
肖像:趙 公明(財神像) / 裏面:満洲中央銀行 本店


満州中央銀行券 乙5円券
康徳5年=昭和13年(1938)発行
銘版:大日本帝国政府内閣印刷局製造
肖像:孟子 / 裏面:国務院庁舎(吉林省)

満州中央銀行券 乙1円券
康徳4年=昭和12年(1937)発行
銘版:大日本帝国政府内閣印刷局製造
肖像:孔子/裏面:荘院(詳細不明)



満州中央銀行券 丙5角券
康徳8年=昭和16年(1941)発行
銘版:なし
肖像:趙 公明(財神像) / 裏面:門(詳細不明)




満洲鐡道圖(満州鉄道図)
昭和12年3月1日現在の路線図 (1937)
南満州鉄道株式会社 発行の絵葉書



満洲国・大連の中心部
モノクロ写真の絵はがきを、カラー彩色したもの。


南満州鉄道株式会社・新京医院
南満州鉄道(株)による企業立病院。


在新京 日本帝国大使館
満洲国には日本帝国の大使館が設置されていました。

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31:台湾銀行券
Bank of Taiwan note

32:朝鮮銀行券
Bank of Chosen note

33:満洲中央銀行券
Central bank of Manchuria note
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参考文献
日本貨幣商協同組合 編「日本貨幣カタログ」(2012年版) 日本貨幣商協同組合(2011)
大蔵省印刷局 編「大蔵省印刷局 写真で見る100年のあゆみ」 大蔵省印刷局(昭和47年)
大蔵省印刷局 編「大蔵省印刷局百年史(第三巻)」 (財)印刷局朝暘会(昭和49年)
日本銀行調査局 編「図録 日本の貨幣(第10巻/外地発行の通貨 1)」 東洋経済新報社(昭和51年)
日本銀行調査局 編「図録 日本の貨幣(第11巻/外地発行の通貨 2)」 東洋経済新報社(昭和51年)
植村 峻「紙幣肖像の歴史」 東京美術(平成元年)
石原 幸一郎 編「日本紙幣収集事典」 原点社(平成17年)
石原 幸一郎 編「日本貨幣収集事典」 原点社(平成15年)
植村 峻「お札の文化史」 NTT出版(平成5年)
武田 英克「満洲中央銀行始末記」 PHP研究所(昭和61年)


満洲国と関係のある国

  • 匪賊が跳梁跋扈する滿洲の地に、大勢の日本人が「満蒙開拓団として移住し、」近代的な国家を建設しました。

    日本 / Japan

  • 第二次大戦の「戦勝国」となったものの、中国共産党との内戦に敗北し、台湾に逃れることとなります。

    中華民国 / R.O.China

  • 日ソ中立条約を一方的に破棄して、満洲国に攻め込んできました。畜生以下のクソ国家です。

    ソ連 / USSR