米軍統治下の朝鮮 / USAMGIK
1948年建国。日本時代の朝鮮銀行の業務を引き継ぐ形で韓国銀行が誕生しましたが、直後に朝鮮戦争が勃発し、北朝鮮軍に未発行の高額紙幣を持ち去られたり、本店が全焼するなど苦難を迎えます。
連合国軍 A号円表示補助通貨 10円
昭和21年発行(1946)
表:彩文
裏:彩文
大日本帝国の敗北を見越した米軍は、2種類の円建て軍票を用意しました。
A円=我が国の在外領土
B円=日本本土
で使用することを想定していたといわれています。実際にA円は米軍統治下の朝鮮半島南部(現在の大韓民国)で、B円は主に米軍統治下の沖縄で使用されました。B円が昭和20年(1945)から昭和33年(1958)まで長期間使用されていたのに比べると、A円は昭和21年(1946)から昭和25年(1950)ごろまでしか流通しなかったため、現存数が少なく希少とされます。
Allied forces Millitary Currency 10 A-Yen
Day of Issue:1946
Obverse :
Reverse :
連合国軍 A号円表示補助通貨 5円
昭和21年発行(1946)
表:彩文
裏:彩文
Allied forces Millitary Currency 5 A-Yen
Day of Issue:1946
Obverse :
Reverse :
日本統治時代と同じ様式の銀行券がそのまま発行されました。
朝鮮銀行券 丙100円
昭和21年3月26日発行(1946)
寿老人の上に掲げられているのは、朝鮮総督府の紋章であり、日本国政府の紋章でもある「桐(きり)」の紋章。銘版も「大日本帝国政府印刷局」のままとなっている。
Bank of Chosen note 100 Yen
Day of Issue:26 Mar., 1946
朝鮮銀行券 丁100円
昭和21年7月1日発行(1946)
寿老人の上に掲げられている花が「木槿(むくげ)」に差し替え。
朝鮮書籍印刷株式會社は、小学校教科書を印刷していた京城市内の印刷所。
Bank of Chosen note 100 Yen
Day of Issue:1 Jul., 1946
朝鮮銀行券 10円
昭和21年10月10日発行
Bank of Chosen note 10 Yen
Day of Issue:10 Oct., 1946
大韓民国/Republic of Korea 1948-
韓国 独立門 10ウォン
発行:1949年9月1日
表:独立門
裏:朝鮮銀行本店(ソウル市)
備考:「朝鮮銀行製造」の銘版
South Korea 10 won
Day of Issue :1949
Obverse :
Reverse :
朝鮮が「清朝から独立」したことを記念して、1897年完成。かの有名な迎恩門柱礎跡に向かい合うように建設された。「日本からの独立を記念して建てられた」と誤解されがちな記念碑である。
朝鮮銀行券 未発行1,000円
未発行
※朝鮮戦争時に北朝鮮軍が韓国銀行金庫から略奪、市中に放出したため、正規の手続きを踏んで発行されていない。大量にばらまかれたため、通常レアなはずの「未発行券」の割には比較的容易に入手できる。
Bank of Chosen note 1,000 Yen
韓国 李承晩 1,000ウォン
発行:1950年7月22日
表:李承晩(初代大統領)
裏:文様
備考:日本国印刷庁(現・日本国立印刷局)製造
1950年6月25日に朝鮮戦争が始まり、韓国内は混乱の極致にあったため、我が国で製造された。
South Korea 1,000 won
Day of Issue :1950
Obverse :
Reverse :
李 承晩
こじれた日韓関係の諸悪の根源。だいたい、こいつのせい。
日本国固有の領土である竹島(島根県)を不法占拠した。保導連盟事件(1950年)で韓国人を114万人虐殺、済州島四・三事件で韓国人を3万人虐殺した。(大量の済州島民が難民化して、我が国に密入国し、更に日本国民に迷惑をかけている)最後は不正選挙がきっかけで独裁体制を打倒されて、ハワイに亡命しそのまま客死。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/takeshima/g_senkyo.html
韓国 光化門 100ウォン
発行:1950年7月22日
表:光化門(ソウル市)
裏:文様
備考:日本国印刷庁(現・日本国立印刷局)製造
1950年6月25日に朝鮮戦争が始まり、韓国内は混乱の極致にあったため、我が国で製造された。
South Korea 100 won
Day of Issue :1950
Obverse :
Reverse :
光化門(ソウル市)
景福宮の城門。1394年の建造以来、焼失・復元・移転を繰り返している。韓国銀行券に描かれたばかりの1950年11月30日にも、朝鮮戦争により焼失している。
この銀行券が発行された1950年、実際のソウルには「この風景が存在しなかった」可能性が高い。なぜなら、景福宮の勤政殿の前にそびえていたのは、巨大な旧朝鮮総督府庁舎(独立後は大韓民国政府中央庁ビル)であり、光化門は移築されていたからである。大韓帝国末期の韓国銀行券(1909年/朝鮮総督府庁舎建設前)などに、似た構図の光化門が描かれていることから、「こうだったらいいのに」という希望を込めて、銀行券に描かれたと思われる。2010年に光化門の再移築・復元が実現したため、現在はこの銀行券と同じ風景を取り戻している。
韓国 李承晩 1,000ウォン
発行:1952年10月10日
表:李承晩
裏:タプコル公園
South Korea 1,000 won
Day of Issue :1952
Obverse :
Reverse :
旧100ウォン=新1ファンのレートでデノミネーションが行われた。
韓国 10ファン
発行:1966年
表:南大門(崇禮門)
裏:
South Korea 10Hwan
Day of Issue :19
Obverse :
Reverse :
한국은행
崇礼門(南大門 / 韓国・ソウル特別市)
2008年、放火により消失。


参考文献
金 仁植「韓国貨幣價格圖録2023」(2022年9月発行)Ohsung K&C 出版(韓国)